ウルムチでたどり着いた宿
トゥルファンから列車で
ウルムチに到着してから
宿探しに困り果てていました
とても小さな町が多く
簡単に見つかると思っていた
ウルムチが普通の
大きな都市だったので
どこにどう行ったらいいのか
戸惑いながら
この辺にホステルはありますかと
聞き込み、、、
漢民族の冷たいそっけなさに
めげそうになりつつ
ようやく
大きなビルの中に入っている
ホステルまでたどり着く
ウルムチ駅
こんなに都会だとは思わなかった
もう夜になっていて
ヘトヘトで受付に
チェックインをお願いする
受付の女性から
今日は満室だと
申し訳なさそうに言われ
しょぼしょぼと座り込む
彼女は
私を憐れんでくれたのか
もう遅いから、明朝
誰かチェックアウトするまで
会議室でよければ使っていいと
大きな会議室に布団を敷いてくれた
ありがたい。。。
お言葉に甘える
広い部屋でポツンと寝ていると
疲れているのに眠れない
お湯をもらいに
会議室から出ると
中国人らしき男性が私を見て
えい？と驚いている
嫌な予感がしたが
案の定、受付女性が
怒られている声が
このホステルと
フロアのボスのようだ
私のせいで
怒られているのが申し訳ない
受付女性が
しずしずとやってきて
ボスが、会議室でもいいけど
一泊するんなら
宿泊料を取れと言うので
ドミトリーと同じ料金もらっていい？
もちろん！支払います
会議室を無断で使ったことではなく
お金を取らないことに
怒られていたようです、、、
（宿泊料は前払いが多かった）
きっと中国人の商売は
融通が利くんだろうな、、、
翌日には
部屋をドミに移動してもらい
中国のスイスと言われる
天地への一日ツアーに参加
冬の天気
きれいな場所なのに
ゴミと大音量の
演歌のような音楽が
気になってしまい
景色に集中できなかったのが残念
晴れていたら
こんな感じだそうです
（ネットから代用）
まるでイタリアの
ドロミテ渓谷のよう、、、
（でも演歌とゴミが）
ずっとついて来る
可愛いわんこに出会えました
ラブリーおチビ
宿に戻ったら
受付がそれはそれは
感じの悪い人に交代していた
もう一度
お礼が言いたかったので
彼女に伝えてと頼んだが
やはり知らぬ存ぜぬ
舌打ちをされたので諦める
昨夜この人じゃなくてよかったと
心から思った
以後ホステルで
何かある度に、受付の人に
あなたは明日
何時までいますか？
と確認するようになった
中国滞在以降
別の国で
お釣りを投げられたり
感じ悪くされたりしても
ショックを受けなくなったのは
大陸のおかげかも、、、
次はカシュガルへ
