トゥルファンの遺跡群
敦煌から
トゥルファンまで列車の旅
列車の中では
ギターを演奏している人がいた
トゥルファンでは
中国、香港人に混じり
一日ツアーで
孫悟空伝奇の火焔山や
古代の遺跡群を見学
当時は学生で何も調べず
地図一枚で行ったので
予想外の遺跡の規模に驚き
それに比例して感動も大きかった
黙々と歩きまわっては
感嘆の息
あの感覚が
最近では南米を最後に
すっかりなくなりました
感性(と体)の劣化でしょうか
もう1つの遺跡は
玄奘三蔵も訪れた
高昌故城
周囲5kmの城跡
遊牧民の土地でしたが
5-7世紀には
高昌国が建国
9-13世紀には
西ウイグル王国を建国
チンギス・ハンによって
滅ぼされ廃墟となりました
入口から遺跡まで
距離があるので馬車で移動
日本人団体客からは
一人20元(300円)取っており
私は中国香港グループだったので
2元(30円)の支払い
同じツアーの中国人に
話しかけようとしたら
しーっ(黙って)とサインが
アクセントがおかしいので
馬車から降りるまでは話すなとのこと
ぐう、、、
無駄な自信に溢れていたので
アクセントが変だから黙れは
バカに効くいい薬でした
翌日は
トゥルファンの町を歩き回り
ブドウ棚の下を
民族衣装を着た
髪の長い女性たちが
馬車に揺られて通るのを見て
ウイグル族の土地に来たんだと
一人感動の嵐の中
大陸独特の
マンダリンの強いアクセントや
大声も聞こえなくなり
話し方や顔つきが
静かで穏やかに
なにやら優しい雰囲気に
気が抜けてしまい
鼻歌交じえて
ご機嫌で散策をしました
ウイグル族は元々は
トルコ系の民族
ウイグル語と
漢民族よりも
トルコ人に近いため
東トルキスタン共和国として
独立するのがウイグル人の夢
ここでウイグル人と
それに関係するものが好きになり
トルコにも
旅行するようになります
次はウルムチへ