ちょちょすけ旅日記

殿様よりもガウチョに憧れる下級藩士。身分も低く禄も安い、いつもヨレヨレ旅侍。殿さまの毒見のしすぎで口から毒が出るように。旅日記と毒を一日おきに書いております。雑種犬と古い映画とクラシックも好きだったりします。

物々交換の試み

民族色のある国で

古来の買い物の形




物々交換が

できたらいいなと思いつき




可愛いらしい物を

少し持って行きました



 

ただあげるものはあれど

欲しい物がありません

 



物欲がないくせに

物々交換なんて!



 

いえ

太古の血が騒いじゃって



古代アンデス文明があった

彼の地に行くんです



当時の人が

やっていたことがしてみたい



でも物々交換しか

思い浮かばない


 

ペルーの人と

じゃがいもの畑を耕したり


アルパカをブラッシングする

ボランティアは

ないものかと探したんですよ

 



ホテルの人にも聞いたら

まさかあるわけない!



 

素人じゃ迷惑でしょ


とは言われませんでしたが

心の中を読みました




1ソル

(40円弱、2014年7月時点)



このホテルの受付に

ペルーの1ソル通貨が

並べて貼ってありました



裏にはペルーの

世界遺産が描かれてあり




全部で10枚か

12枚デザインがある




と言っていました




記念硬貨ではなく

普通に流通しています
1ソルの裏を見てみましょう



 

交換スペイン語:カンビオ)


 

どんな物
喜ばれそうな未使用品
小さくて軽い物


どこで
スーパーや物がない地域



誰に
小さな子供の売り子さん



 

矜持

交換するなら相手が得するように




① ペルーのプーノのトトラ島で女の子と

お土産の木のアクセサリーと

花柄のポーチと交換しました


 

ボリビアの靴下露店で女性が

私のウィンドブレーカーを触ってきて

いいね日本製?と言ってくれたので



交換しませんか

カンビオ・ポルファボール?

と靴下と交換してもらいました


 

ボリビア太陽の島の子供と

着物柄の巾着を褒めてくれたので

(そうなるといいなと思い手に持って)
女の子のアルパカの指人形と交換



三回交換こして

話す子供と女性がみなさん

穏やかで物静かで、我に返りました


 


やっぱりいくら

心は古代に飛んでいても



現代の観光客なら

買う時には

買わないといけないと気づき

これにてやめました


 


でも3人とも

なかなか喜んでいました

念のため


 


私は黙々と遺跡や

自然の中を歩く方が

性に合ってます

 

 

プーノ近郊のシユスタニ遺跡

 

 

ボリビア、ラパスの青空市




みんな一緒に(todos juntos)


ボリビア辺りで作られたと言われている

作者不明の曲


ケーナの音で始まります