ちょちょすけ旅日記

殿様よりもガウチョに憧れる下級藩士。身分も低く禄も安い、いつもヨレヨレ旅侍。殿さまの毒見のしすぎで口から毒が出るように。旅日記と毒を一日おきに書いております。雑種犬と古い映画とクラシックも好きだったりします。

ブエノスアイレス治安と被害者傾向、コロン劇場の音楽

ブエノスアイレス日本旅館


翌早朝コルドバからバスで

ブエノスアイレスまで

 

日本人宿の日本旅館
夕方の明るい内に到着できました


こちらの宿は残念ながら
もう無くなってしまいました

 

風のうわさですが
ある日、一人のガラの悪い男性客が現れ
脅迫などされ、危険を感じ
その日にクローズしたとの
ひどい話です

 

またどこかで
宿をオープンしていたらうれしいです


ここのご夫婦と管理人さん

詳細な情報を懇切丁寧に教えてくれました

この宿を拠点にしてアルゼンチンを

まるっと一周します

 


宿泊料を安くすると客層が悪くなる

清潔感がなかったり
ドアを開けたままトイレをしている人がいたり
女性をじろじろ見てきたり
女性客に変なことを言ってきたりするのは
全て男性の独り者

あきらかにおかしい人は

他の宿泊者の快適と安全のために

宿泊を断るのも致し方ない
 

日本でもレストランで

男性一人客お断りで議論になりましたが
お店側の気持ちはよくわかります
マナーのない人が多かったからでしょう
 

 

2014年9月の情報です

 

芸術の街

 

 

治安


日本人が集まっていると

わからないようにするため

入り口には表記がありません


よく入口がわかりづらいと

口コミを見ますが

あのコメントの本意は

 

ここは安全な良い宿です

ということですね


住んでいる方はもしも目を付けられて

賊に押し入られたら怖いので

だから鉄格子まで入れて二重扉、三重鍵に


玄関でアジア人が立ち話していると

ここにいまーすと標的になるので

止めてくださいねと言われます

長年見てきた

被害に遭いやすい客層を教えてもらいました

 


よく被害に遭う人の傾向


①化粧、小柄、スカート、スマホ持ち、

茶髪、チャラチャラ


②日本人は常に狙われるを信じない人


この2点は連動している

被害に遭う時は一瞬


TPO


ブエノスアイレスの人は

外出の時はきちんとした格好をしていくので


日本人も暑くても

サンダルではなく靴にした方がよい


ドレスコードもそうですが

有事の時に靴は早く逃げられる


タクシー


本業がタクシー運転手の人と

一部の兼業ドライバーがいます


普段は学校の先生や会社員の人が

休日やストライキで仕事がない日に

タクシー運転手に変身


ブエノスアイレスで音楽を聴きに行く時に

宿で呼んでもらったのですが

日本旅館にはコロン劇場の

コンサートの開演情報も用意)

運転手さんの動きが洗練されていたので

 

毎日運転していますか?と聞いたら

 

流暢な英語で


いえ普段は弁護士ですが

今問題があって事務所が

閉まっているため大変で

再開するまではタクシーです

気の利いた言葉も返せないのに

下手な質問をするべきではありませんでした

 

世界三大歌劇場 コロン劇場


両替


道ですれ違ったビジネスマンから
通貨交換について話しかけられ戸惑いました

宿でもできるし

道でマネーベルトを

お腹から出すのは危険だと思い


ホテルに置いてきてしまった

でも聞いてくれてありがとうございます

 

とお断りしました
 

多くの資産を持つ人ほど

維持するのに一苦労です


でも貧乏な苦労よりいいですね

 

アルゼンチンはタンゴだけではなく
クラシックコンサートも多いです

観劇の街ブエノスアイレスにいると思って


ショパンのポロネーゼをどうぞ

ピアノ: エフゲニー・キーシン