ちょちょすけ旅日記

殿様よりもガウチョに憧れる下級藩士。身分も低く禄も安い、いつもヨレヨレ旅侍。殿さまの毒見のしすぎで口から毒が出るように。旅日記と毒を一日おきに書いております。雑種犬と古い映画とクラシックも好きだったりします。

マリリン・モンローとジェーン・ラッセル

イグアスの滝から続いて



ハリウッド映画のご紹介



ルーズベルト大統領夫人の
私の可哀想なナイアガラ発言から





マリリンモンローが映画の中で歌う
ナイアガラもどうぞ



映画:帰らざる河(1954)

監督:オットー・プレミンジャー

 



歌題:ナイアガラ

ピンクが似合う人

 
 
歌題:帰らざる河

 この映画にも

川下りのシーンがあります

 

 


 

映画:アフリカの女王
 


旅情のキャサリン・ヘップバーン

カサブランカハンフリー・ボガート

ハリウッドの名作映画②



アフリカの奥地で出会った2人

船で大瀑布を下る羽目に



落ちたら一巻の終わり

 

 

カサブランカ

「君の瞳に乾杯」と言ったのはこの男性です

 



紳士から、頼りになる飲んだくれまで

役柄が幅広い

 

 


ハリウッド界では
今でもそうかもしれませんが




男性はもちろんのこと


女性も背が高く
すらりとした縦長の

 


鼻筋がきれいで、頬骨のある顔が

(頬骨を出す整形があります)

 


上流階級の特徴として

評価されます

 


ヨーロッパは北に行くほど
この傾向の男女が多いです



キャサリン・ヘップバーン
グレタ・ガルボ
マレーネ・デートリッヒは



この特徴を持っていました

 

 

 


かわいそうですが

ふくよかでセクシー路線の
マリリン・モンローには



知的な役柄の作品は

まわってきませんでした



実際の生まれも貧しく



頭が空っぽな

品のない女性としての

映画のイメージで軽く扱われ

 

 

あれだけ映画がヒットしても

固定給での支払い契約でした

 

 

貯金もあまりなく
離婚した後は

普通の小さな家に住んでいました
 

 

本当は内気で神経過敏で
マスコミからいつも逃げていました

 

 

 


映画:紳士は金髪がお好き
監督:ハワード・ホークス
主演:ジェーン・ラッセル、

マリリン・モンロー


億万長者と結婚したい

おバカなローレライ(マリリン)と
現実的なドロシー(ジェーン)

 

 

これはマリリン・モンロー
主役の映画だと思われていますが


実は共演者のジェーン・ラッセルの方が

格上の扱い



映画でも雑誌でも

一番上に彼女の名前があり



その下にマリリン・モンローです



酷なことに

映画の出演料も
マリリンの10倍以上もらっています

 


ですがマリリンばかりが
マスコミに追いかけられる


と聞くと
この二人仲が悪そうに感じますが
とても仲良しで


マスコミが嫌で精神不安定になり
部屋から出てこなかったマリリンの代わりに
姉御肌のジェーンが対処して追い返します


このジェーン・ラッセルは
大変粋で面白い人で
酔っぱらって寝ている時



監督のハワード・ホークスから言いよられ
一喝して追い払っています

 

 

カラッとした、いい性格で
いつも自信があり



安定した生涯を送りました
 

 

 

 

紳士は金髪がお好きより一部抜粋


 

億万長者の父:
お前は息子の財産が目当てなんだろう?

ローレライ:まさか!
あなたの息子の財産なんかに興味はありません
私が興味があるのは、あなたの財産

億万長者の父:
やっぱり!金目当てだったか!!

ローレライ
どうして財産目当てではいけないの?
あなたに娘がいたら貧乏人に嫁がせたい?
娘には何不自由なく生活してほしいでしょ?
私がそれを望んで何がいけないの?

億万長者の父:

お前はバカだと思っていたが
なかなか頭が良いではないか


楽しいやり取りです