ちょちょすけ旅日記

殿様よりもガウチョに憧れる下級藩士。身分も低く禄も安い、いつもヨレヨレ旅侍。殿さまの毒見のしすぎで口から毒が出るように。旅日記と毒を一日おきに書いております。雑種犬と古い映画とクラシックも好きだったりします。

人生つらい時の名作映画

くたびれて

精神がまいっている時に

 

 

心療内科

薬が効かない時に

 


ぼんやりと

脳が休まる映画を

流してみてはいかがでしょう

 

 


美しく、テンポも良いので

きっと見入ってしまうはず、、、

 

 

 


心の旅路(米1942)


4分過ぎからラストシーンなので
映画で観たい方は途中で止めるべし




戦争で記憶を失くし

精神病院にいた男性

 


 

町をさまよっている所を

女性に保護され

恋に落ち結婚します

 

 

 

つつましい暮らしを

送っていたある日




良い仕事の話があり

一人で新しい街へ行った時に

 

 


事故に遭い気絶

 


 

目を覚ました時に驚きます

 

 

 

フランスで戦っていたはずなのに

なぜこんな所に?

なぜこんな格好を?

ポケットには鍵が、、、

1920年?なぜ3年も経っている、、、

 

 


3年の空白

狐につままれながらも

実家の邸宅に帰り

 

 


家督を継ぎ

年月が経ちますが

 

 


新しく雇い入れた秘書が

愛していた妻だとは

気がつきません

 

 


この鍵は

どこの鍵なんだろう、、、と

 

 


いつも鍵を触る社長を

秘書は悲しく見つめます


 

 

過去を二重に失う男を

愛する妻の深い愛

 


 

田舎に視察に行った時

あの角にタバコ屋があるからと言って

入店した社長




部下から

なぜタバコ屋の場所を

知っていたんですか?と尋ねられ




はっとします、、、




 

主演ロナルド・コールマン

静かな演技

 



病院にいる時は

言葉も話せなかったのに

 

 


恋の力で

愛を語れるようになるまで

回復します

 


 

病んでいる人も

良い機会に巡りあえば

きっと復活できるはず、、、

 

 


心癒されるお話です