ちょちょすけ旅日記

殿様よりもガウチョに憧れる下級藩士。身分も低く禄も安い、いつもヨレヨレ旅侍。殿さまの毒見のしすぎで口から毒が出るように。旅日記と毒を一日おきに書いております。雑種犬と古い映画とクラシックも好きだったりします。

プラハ城にて

翌朝

いつもあまり食べない朝食を

無理やりお腹に入れ

 

 

 

熱量をしっかり蓄え

プラハの街に繰り出しました

 

 

 

雪が止んでいたのが

幸いでしたが

 

 

 

全ての服を着こんだので

歩くたびに服がギシギシいいます




オズの魔法使い

ブリキの人みたいです

(油を差さないと錆びてて動かない)

 

 

 

歩きづらい、、、

 

 

 

そして

顔が寒さで痛いので

 

 

 

トルコで買った

スカーフで顔を覆います

 

 

カレル橋の向こうにはプラハ
 


観光客もまばら

 



 

 

城の方にある博物館に入り

(入っても温かくはない)

 

 

 

甲冑や武器のコーナーを

見学をしていたら

 

 



 

当時の武器なのでしょうか

ボーガン体験3回いくらと

書いてありました

 

 

 

 

以前、射撃が気になったのですが

日本はビジター1回いくらで

撃てる場所がなく

調べてすぐ諦めました、、、

 

 

 

ボーガンは初めてなので

試してみました

 

 

 

係りの人に

撃ち方を聞き

遠くの的を狙ったら

 

 

 

真ん中に命中しました

 

 

 

3回とも

真ん中の辺りに当たり

 

 

 

パーフェクト!

ソーナイス!

アメージング!と

 

 


係りの人が大げさに

おだててくれます

 

 

 

その当たった的(紙)は

お土産にもらえました

 

 

 

ありがとう!と言ったら

 

 

 

お金はいいから

もう少しやってていいですよ

誰もいないからと




言ってくれたので

 

 

 

お言葉に甘えて

遠慮なく続けて撃っていました

 

 

 

あの的が

マンモスか何かだと思うと

太古の血が騒ぎます


 

 

 

こういうのを

狩りへの欲求と言うのでしょうか、、、

 

 

 

 

地味なアジア人が

バシバシ撃っていたのが

気になったのか

 

 

 

閑散としていた場所に

お客さんが集まってきました

 


 

ちらっと係りの人を見たら

ラスト1と言ったので

最後に一回撃ってから

 


 

後ろに来た人に

代わりました

 


 

係りの人に

お礼を言ったら

 

 


以前やったことあるの?

あなたには的が近すぎたね

すごいスナイパーだねと

 


 

またまたおだてられ

ヘロヘロ笑ってしまいました

 


 

他のお客さんのを

少しだけチェック




的を外しているのを見て

 


 

へへへっと

心の中でニヤついていましたが

 

 

 

再度

寒い外気にさらされた時に

 

 

 

この時代にスキルとして

何の役にも立たないことに気がつき

 


 

月15万位でいいので

ボーガン撃ちという職業が

できないかなあ、、、

 

でも兎を撃てと言われたら

無理だなあ、、、と

 


 

バカなことを考えていました

 

 

 

歩けども歩けども
体は温まらず、、、

 

 


白鳥のフコフコ羽が欲しい、、、






 

プラハの白鳥に続く