ちょちょすけ旅日記

殿様よりもガウチョに憧れる下級藩士。身分も低く禄も安い、いつもヨレヨレ旅侍。殿さまの毒見のしすぎで口から毒が出るように。旅日記と毒を一日おきに書いております。雑種犬と古い映画とクラシックも好きだったりします。

モルダウ川の白鳥

そのまた次の日

 





布団の上に

毛布4枚をかけて寝ているので

 


 

重みで目を覚ましました

 

 


昔ながらの綿毛布

重みがあります、、、

 


 

日本の羽根布団と

ふわふわの軽量毛布が懐かしい、、、

 

 

 

昔は良かったと言う人も

あの頃の若い自分には戻りたいけど

 



当時の生活環境には

戻りたくないだろうなあ、、、

 

 



プラハ城の
昔々の生活らしき展示
ひんやり、、、



 

 

ホテルで朝食をすまし

昨日歩いていない川辺に出かけました

 

 

 

昨日遠くから

白鳥がいるが見えていたのです

 

 


今日もいました

 

 

ヴルタヴァ川と

向こうに見えるのが

プラハの名物カレル橋

 

 


チェコ語でヴルタヴァ川

ドイツ語だとモルダウ




チェコの作曲家
スメタナ交響詩の2曲目が



我が祖国モルダウ


雪のないプラハの街並みを
美しい旋律と共に、、、



 

パンをあげている女性がいて

私がずっと見ていたせいで

分けてくれました

 

 

 

見ていただけで

満足だったのですが

 

 

 

満面の笑みで差し出してくれたので

せっかくのご好意

ムダにできません、、、

 

 

 

チビの頃、観光地で

鳥のエサを買ってもらったはいいけど

想像以上のハトの集団にたかられてから

(糞もされたし)

 


 

鳥に襲撃される

あれを思い出してしまいました、、、

 


 

白鳥がずいずいと近づいてくるので

逃げ腰でパンをあげました

(女性の手前笑顔です)

 

 

 

 

エサがなくなった後は

また2人で静かに

モルダウの白鳥を眺めていました

 


 

 

そうしたら

-10度のこの真冬に




どこからともなく

 


 

ウエディングドレスを来た

新郎新婦が現れました

 

 


思いっきり肩が出ています、、、

そしてヨーロッパでは

見かけない厚化粧




中国人カップルと

中国人カメラマンも付いて




白鳥をバックにワイワイ

ピースピース、ギャアギャアと

写真を撮り始めたので

 

 

 

私と女性は

同じタイミングで去ります




白鳥たちよ後は任せた、、、

 

 

 


 

振り向いたら

 


 

 

新婦は

白鳥を抱き上げようとしたのか

川へと逃げられて大騒ぎしていました

 

 


 

日本人観光客もひと昔前は

あんなんだったのだろうか、、、

 


室内楽の案内も
ちょこちょこ見かけました






次はウィーンへ